11/7(木)、カナモトホールにて第6回目の「はだだいせん 市政カフェ」を開催しました。

今回は8名の方にご参加頂き、「札幌ドームを考える」というテーマで、ドームの管理運営の在り方や活用策について、数多くの柔軟なアイデアと建設的な議論で白熱しました。

また、新たな試みとして「オンライン参加」の実証試験を行い、2名の方にご協力を頂きました。
リアルタイムで視聴しながら、チャット機能での発言で議論にも参加して頂き「オンラインでも十分に参加できて良かった」「冬場は特に会場に足を運ぶのが大変なので助かる」とのお声もあったことから、ぜひ次回からは「オンライン」でのご参加も皆さまにご案内させて頂きます！

【主なご意見やアイデア】
・札幌ドームは野球場としてはエスコンフィールドに劣り、サッカー場としても選手と観客席との距離が遠い等あまり良くない。
・コンサドーレを札幌市として本気で応援するならば現行の補助金だけではなく、ヨーロッパのようにボールが観客席まで飛んでくるような臨場感ある新しいサッカースタジアムをドームとは別に整備するべき。
・コンサート利用はドームを埋められるアーティストが限定的であり、せいぜい年に数回程度。その他は「きたえーる」や「真駒内セキスイハイムアリーナ」で十分。
・カナダのモントリオールにある「バイオドーム」は、もともとオリンピックのために建設されたが、その後は自然史博物館として利用されている。札幌ドームも、動物園や水族館、青少年科学館などの教育の場や、アートの場として生まれ変わってはどうか。北海道にありながら自然を学べる博物館が札幌に存在しない。
・雨の日や雪の日にも利用できる屋根付きの子どもの遊び場として活用してはどうか。市外の利用者には入場料を高く設定。
・常設の巨大迷路。
・市役所を札幌ドームに移転すれば周辺も賑わい、地下鉄も延伸される。
・競馬のG1レースは集客力があるイベントであり、涼しい気候が適しているが、現行の札幌競馬場では広さが足りず、G2、G3レースしかできない状況。札幌ドームでG1レースをやってはどうか。
・競輪場は屋外が多いが、札幌ドームを屋内競輪場としてはどうか。
・ラグビーの試合を屋外（月寒）で雨に濡れながら観た記憶がある。札幌ドームなら屋内ラグビーができるのではないか。
・ドローンの飛行場。練習場。
・単発で集客できるイベントはあるが、通年で集客を図るのは難しい。
・何か新しいことをやるにも投資が必要であり、成功すれば良いが失敗するリスクもある。
・何か新しいことをやるにしても、少なくとも今までのように札幌市や第三セクターがやるのはやめるべき。
・このままでは解体するべきとの議論にもなってくる。そうならないためにも、コンセッション方式の導入など、管理運営の在り方を抜本的に見直す必要がある。

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