活動報告

市政カフェ

8/22(金)「市政カフェ」の御礼とご報告【20年後の札幌を考える】

8/22(金)、カナモトホールにて第14回目の「はだだいせん 市政カフェ」を開催しました。

今回は、「20年後の札幌を考える」というテーマで、議員インターンシップの学生さんをはじめとする会場13名、オンライン1名の皆さまにご参加頂きました。

除排雪やバスの運転手不足等、現状で既に人手不足による課題が深刻化する中で、高齢化によって生産年齢人口が更に減少する20年後に向けては、市街地の規模を小さくしていく議論も必要ではないかと提言させて頂き、それぞれのお立場から数多くのご意見をお寄せ頂きました。

【主なご意見】
・同じ札幌市内でも、人口が増えている中央区や、減少している南区など、区によって状況は異なる。同じ区内でも、例えば麻生とあいの里では状況が異なる。細かく分けて議論するべきではないか。

・都市計画マスタープランの目標年次は、なぜ20年後なのか。5年後、10年後ではだめなのか。

・20年先を正確に見据えるのは難しいが、だからと言って何も考えないよりは考えていた方が良い。北九州市では、区分区域の見直し(逆線引き)の検討開始から実施まで約7年の歳月を要していることを踏まえれば、やはり今から議論は始めた方が良いのではないか。

・仮に市街化区域を市街化調整区域に変更したとしても、外国人が違法に住む等の状況が蔓延しては意味がない。外国人に対する規制や取り締まりは徹底するべき。

・郊外の住宅用の土地が安く売られているのを見かけるが、最寄りスーパーまで車で○分、最寄り駅まで車で○分など、車を運転できなくなった時に生活が難しくなるような場所が多い。そのような土地が売られ、買う人がいるとすれば、将来的に必ず困るのではないか。

・戸建て住宅を建てるための価格は従来の1.5倍くらいに上がっている。家を建てられない、子どもも産めないという現役世代が増えているとすれば、市が補助を出すべきではないか。

・ポツンと一軒家など、郊外から中心部への移住をお願いする場合、補償をどうするのかという議論は必ず必要。夕張市では鈴木直道市長(当時)がそれを成し遂げたが、選挙がある以上、政治家が言い出すのは難しいのではないか。

・逆線引きによって移住を強いるのは、市民理解を得るのは難しい。逆に、それをやらなかった時にどうなってしまうのか、例えば税金がこれくらい上がる、バス代や下水道料金がこれくらいの負担になる等、どのくらい市民負担が増えるのかを示すことで、理解を得られるのではないか。

・以前はバスが1時間に1本、最終バスが夜7時という地域に住んでいたが、現在は中央区に引っ越して本当に便利。移住の強制に不満を持つ方もいるとは思うが、逆に喜ぶ、助かる方もいるのではないか。

・逆線引きによって移住を強いるのは、憲法によって保障された人権の観点からも、現実的には難しいため、自動運転などの最先端技術に積極的に取り組むべき。20年後の札幌は、最先端技術に溢れた輝く街になっていて欲しい。そのための研究や教育に投資をするべき。

・手稲まで地下鉄を伸ばして欲しい。なぜずっと前から言われているのに進まないのか。

・市電を桑園や苗穂まで伸ばして欲しい。一時期、そのような議論が行われていたのに、なぜいつの間にか立ち消えたのか。

・除排雪は公社化して十分な税金を投じるべきではないか。除排雪について不満を持つ市民は多いため、そこに税金を使うことに不満を持つ人は少ないのではないか。

・下水道などのインフラ更新に要する費用について、積み立て等されているのか心配。もし現状で貯えがないとすれば、今からでも積み立てた方が良いのではないか。

・札幌は魅力度ランキングでも上位のイメージだが、なぜ人気があるのに人口が減少しているのか。魅力向上によって、人口減少に歯止めをかける方向性もあるのではないか。

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