12/12(木)、カナモトホールにて第7回目の「はだだいせん 市政カフェ」を開催しました。
今回は、私の母校である札幌旭丘高校の新聞局の皆さんをはじめとする高校生9名、高校の先生2名をはじめ、会場20名、オンライン2名の皆さんにご参加頂きました。
高校生の皆さんからは、お困り事や市政に対する要望について数多くの切実なお声をお聞かせ頂き、目から鱗の思いで受け止めさせて頂きました。
その後、若者の投票率向上や政治参加に向けた「主権者教育」の在り方についても議論を行いました。
参加してくださった高校生の皆さんからは「とても楽しかった」「次回もぜひまた参加したい」「自分も陳情を出してみたい」等の感想をお寄せ頂き、大変嬉しい思いでした。
若い世代の方々をはじめ、誰でも気軽にフラっと立ち寄って政治の話をすることができる「市政カフェ」を、ぜひ今後も継続して参ります。
【高校生の皆さんからの要望】
・「子ども医療費助成」の対象年齢が住んでいる市町村によって異なるのは不公平。自分は札幌市外に住民票があるので高校生でも医療費助成の対象となったが、札幌に住む高校生は対象とならないのは気の毒。一律な制度として欲しい。(札幌市は令和7年度から高校生まで対象が拡大される予定)
・高校の普通教室にクーラーを設置して欲しい。現状は保健室とコンピューター室、図書室等にだけ設置されている。普通教室にも移動式クーラーは設置されているが、クーラーの前に座っている人しか涼しくない。
・地下鉄の駅メロディを復活させて欲しい。鉄道が好きだが、札幌だけ駅メロディがないのは寂しい。
・通学時のバスが減便の影響で乗れないことが多い。乗れても満員で非常に不快。通学時間帯の乗客の約9割が旭丘高校の生徒であるため、スクールバスを導入してはどうか。
・学校の授業では選挙の仕組み等は習うが、実際にどういう基準で投票して良いかわからない。ドント方式などの知識は、投票する時には全く役に立たない。実践的な内容を教えて欲しい。
・高校生で起業しているが、扶養に入っているためスタートアップ支援の補助金の対象外となってしまうのを改善して欲しい。
【参加者の皆さんからの意見や議論の内容】
・投票だけが政治参加の手法ではない。投票ができるのは有権者(18歳~)のみであるが、主権者(0歳~)としてできる政治参加の手法として陳情やリコール、デモ、署名活動等もある。
・投票率だけ上がっても政治は良くならない。ただ投票に行けば良いというわけではない。政治リテラシーを高めることが重要。
・学校教育において政治を取り扱うことは、保護者からのクレームが懸念されるために、やりにくいという現実があるのではないか。
・高校生であれば、もうすぐ実際の投票に行かなければならないのだから、学校教育において選挙の話を取り扱うことがなぜ悪いのか。実際に部活動の中で、生徒が各政党のマニフェストを取り寄せて比較を行ったことがあるが、各政党の対応の違い等も肌で感じることができて非常に良い学びとなった。
・将来Youtuberになりたい若者は多いが、政治家になりたいという若者があまりにも少ないことが問題。まずは政治家を目指す人の裾野を広げなければ、良い政治家が生まれず、政治も良くならないのではないか。
・選挙の時くらいしか政治の話をすることがない。政治家が、選挙の時と同じくらい日頃から熱心に活動を行えば、より多くの人が日頃から政治に関心を持つようになるのではないか。
・選挙事務所を手伝ってみる、陳情を出してみる等、実際に政治に参加してみることが一番楽しく、政治への関心を高めるきっかけとなるのではないか。
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