活動報告

市政カフェ

2/13(木)「市政カフェ」の御礼とご報告【農業と食を考える】

2/13(木)、カナモトホールにて第9回目の「市政カフェ」を開催しました。

議員インターンシップの大学生の皆さん、農業法人にお勤めの若手農業者の方、食品産業に関わる方々などにお集まり頂き、会場参加9名、オンライン参加1名の皆さまと「農業と食」の未来について白熱した議論を交わさせて頂きました。

冒頭では、「市政報告」として、これまで私が札幌市議会で話題に挙げて参りました「農業体験等を通じた食育」「農福連携」「農業とGX(脱炭素)」等のテーマについてお話させて頂きました。
「農業と食」は、私にとって松下政経塾での4年間の研究テーマでもあり、元ホクレン職員としても大変思い入れのあるテーマです。

【主なご意見】
・食料自給率の向上に向けて、行政などを動かしていくためには、政治家や農業者、研究者、食品産業などが大きな塊となって重要性を訴え続けていくことが必要ではないか。
・特に北海道大学は農学部を中心に、その役割を担うべき立場にあるものと思うが、食料自給率の向上について真剣に研究している学部や研究者がいないのではないか。農学部、経済学部、工学部、獣医学部など学部横断的な「食料自給学部」を創設するべきではないか。
・農業の担い手を増やすためには、まずは農業体験や食育で農業に触れる機会を増やすことが重要ではないか。農業が職業の選択肢に入っている若者がそもそも少ない。
・幼稚園では芋掘り、小学校ではミニトマトを育てたりするが、中学・高校では農業に触れる機会が無くなる。より進路を意識するタイミングで、農業インターンシップ等を行うのも効果的ではないか。
・食育の担い手がいないのではないか。管理栄養士は「タンパク質を摂りましょう」等の栄養面からの食育は行うが、農業や食料生産については語れない。
・大学の農業ゼミで足寄町などの現地を訪問して、6次産業化の取組み等を見る中で一次産業に対するイメージが変わった。
・まずは農業を儲かる産業にすることが重要ではないか。北欧では漁師の年収が数千万円で、社会的地位も高い。
・儲かる産業にするためには大規模化するか付加価値をつけるか。大規模化は日本では限界がある。
・一方で、付加価値を高めて仮に金額ベースでの食料自給率が上がったとしても、それは必ずしもカロリーベースで国民の胃袋を満たすことには繋がらないのではないか。
・農業は課題が多い産業。だからこそやりがいがある。クリアしてしまったゲームは面白くない。
・ひもじい思いをするのは本当に辛いと思う。今でもそういう国が沢山ある。日本も戦後の食料難を決して忘れてはいけない。
・有事の時には米やイモを作ってしのげば良いというのが今の国の食料安全保障の考え方。そんな貧しい考え方で本当に良いのか。

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