8/29(土)、カナモトホールにて、第24回目の「はだだいせん 市政カフェ」を開催しました。
19名(オンライン2名)の皆さまにご参加頂き、様々な観点から防災対策について数多くのご意見をお寄せ頂きました。
<市政報告(波田)>
・札幌市の「危機管理基本方針」で想定する危機の対象は、自然災害(地震、暴風雨、洪水や土砂災害、大雪による雪害等)、市民生活に重大な影響を及ぼす事件・事故等(原発事故、航空機事故、感染症の発生等)、武力攻撃等。
・地震は、北区・東区・白石区などの地盤が弱い地域を中心に最大震度7を予測。指定避難所(307か所)への避難者数は最大9万人、ペットは8,000頭を想定。冬は死者4,900人(うち凍死4,000人)。食料など備蓄は約9万人分×2日分(基幹避難所8割+防災拠点倉庫2割)。
・火災の対策として、自動消火装置設置費助成事業(対象:65歳以上のみの世帯、28,700円助成)。
・札幌市防災アプリ「そなえ」では、例えば現在地からの最寄りの避難所等を検索可能。
・札幌市民防災センター(体験型防災学習施設)では、震度7体験、風速30m体験、消火・煙避難体験、3D災害バーチャルシアター。
・札幌圏消防指令センターでは、札幌圏8市町村(札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村)の119番通報回線を共同運用(2025年9月~)。映像通報システム。多言語同時通訳(22か国語)。
<参加者の皆さまからの主なご意見>
・避難所の食料の備蓄は2日分しかないことを市民に発信し、各自で日頃から備えるよう強いメッセージを発信するべき。
・東京都は防災リュックを配布し、自力で1週間はしのげるように備えるように遠回しにメッセージを発信している。大規模地震も現実的に感じられ、都民の備えの意識は高い。一方で札幌市民で防災リュックを備えている人はどれだけいるか。地震がそんなに多くはない反面、備えの意識が低いように見える。
・十勝ではイオンでも防災グッズが売っており備えている人も多い。町内会の行事などで防災グッズを配布したことがきっかけで普及が進んだように思う。防災ゲームやダンボールベッド組み立て体験など、町内会や学校での取り組みも充実しており、札幌市とは差を感じる。
・会社の福利厚生で防災リュックをもらったが、中身を確認しておらず何が入っているのかもわからない。
・血圧を下げる薬など、それぞれ必要なものも異なるため、防災リュックは自分で準備するべき。
・高齢者の一人暮らしが一番心配。老人ホームには蓄えがあってじつは大丈夫。
・障がい者施設では札幌市からの指示で避難所まで実際に行く訓練は行っている。しかし行くこと自体が目的化しているようにも感じる。
・8年前の胆振東部地震は、たまたま9月に発生した。これが冬だったら、夜だったらどうなっていたか。
・胆振東部地震では、ラジオやスマホを充電する手回し発電機が重宝した。情報が大事。
・東日本大震災の時には、原発の情報を取得するためSNSが役立った。新聞は情報が遅い。テレビもスポンサー(東電)に忖度するのかあまり信用できなかった。
・車は災害時に便利。移動手段のみならず、ラジオやスマホの充電なども可能。
・マンションでは停電になると水も使えず、トイレが使用できないことも多い。水タンクの備蓄も必要ではないか。
・防災拠点倉庫は、市内に豊水と菊水の2か所だが、2か所で足りるのか。危機管理への投資は無駄になることも想定されるが、必要な投資として議会でも予算を承認して欲しい。被害想定も外れても良いから最悪の事態を想定すべき。
・集中豪雨による冠水は札幌も他人ごとではない。1時間に100ミリの雨も発生しているが、札幌市は1時間に35ミリしか排水できない。異常気象を見据えて設備を強化するべきではないか。千葉では下水の側溝に落ち葉やたばこの吸い殻が詰まっていたことが原因で機能しなかったとの話もある。札幌でもごみがたまっている側溝を見かける。たばこポイ捨ての罰金を強化するべきではないか。
・札幌市のSNSの発信は最近では職員の仕事の1日紹介などが多いが、もっと大事な情報発信があるのではないか。防災に関する情報発信を行うべき。
・武力攻撃も札幌市の危機管理の対象とのことであるが、実際にどのような備えを行っているのか見えてこない。
・韓国ではミサイル攻撃を想定して地下に逃げる訓練を行っている。
・避難訓練に参加する人は限定的。いきなり電気を停める、いきなり断水するなど、強制的な訓練を行うのも1つのアイデアではないか。それくらいやって初めて当たり前のありがたみが感じられ、備えに対する意識も変わるのではないか。
・市役所の建て替えの議論は先送りになっているようだが、そもそも耐震性は大丈夫なのか。














