活動報告

市政カフェ

【6/27(土)「市政カフェ」の御礼とご報告~民間活力の活用を考える~】

6/27(土)、カナモトホールにて、第22回目の「はだだいせん 市政カフェ」を開催しました。
Youtuberの札幌ひーくん学園さんや、札幌市の第三セクター元職員の方、札幌市政に携わってこられた方、山崎まゆみ北海道議会議員など、11名の皆さま(オンライン1名)にご参加頂き、「民間活力の活用」をテーマに様々なご意見を頂きました。

<市政報告(波田)>
・ファイターズが北海きたえーるや真駒内公園などの道立施設の指定管理に参入するというニュースがあり、公共施設の管理運営における民間活力の活用に期待が広がる。
・指定管理者制度は、公共施設の管理運営において、民間活力の活用によって市民サービスの向上やコスト削減を図る趣旨で既に多く導入されている。
・一方で、札幌市の指定管理施設424施設(令和7年4月1日時点)のうち、234施設(55%)において「非公募」で指定管理者が指定されており、その約7割で札幌市が出資する出資団体(第三セクター)が指定されている。他の政令市との比較においても、非公募による指定が55%は明らかに異常。
・公募で指定されている190施設においても、その約6割において応募が1社しかなく、その半数以上で札幌市が出資する出資団体(第三セクター)が指定されている。
・指定管理費の総額177億5,700万円(令和7年度予算)のうち、123億3,700万円(約7割)が札幌市が出資する出資団体(第三セクター)に支出されている。
・例えば他都市では市の体育館の管理運営を民間事業者が担っている都市もある一方、札幌市では一般財団法人札幌市スポーツ協会(第三セクター)が非公募で指定管理者に指定されている。札幌市内の公園の多くは公益財団法人札幌市公園緑化協会(第三セクター)が管理運営を行っているが、紅葉の見頃時期に公園が閉園していて市民が入れない等の事例もあった。

<参加者の皆さまからの主なご意見>
・札幌市の第三セクターで半年ほど仕事をしていたが、季節や天候の関係で仕事が全くない日もあり、無駄が多いように感じた。契約社員の立場であったが、上の人たちに何か相談しても、昔からずっとこうだから、札幌市が決めたことだからと言われて何も変わらない組織風土。東京から移住してきたが、東京の感覚からすると非常に違和感を感じた。
・市のスケート場は140円程度で安く利用できることは良いことであるが、あまり知られていない気がする。公式LINEくらいでしか広報がされていない。
・第三セクターには熟練した技術を有する人材がいるため、指定管理者が変わることで弊害もあるのではないか。
・東京では、公共が保有する土地や建物を民間に売却して民間活力を活用する動きもある。札幌市も人口減少局面に入る中で、今まで通り沢山の公共施設をそのまま維持する必要が本当にあるのか。売却も1つの選択肢ではないか。
・民間活力の活用の議論は、随分前から議会や審議会でも指摘されてきたが、いっこうに進まないのはなぜなのか。市の職員からすれば、退職後のポストを維持するために現状を維持することは理にかなっている。これを変えるのは無理ではないか。
・「市の職員」と一括りにされがちだが、市の内部でも現場を変えようと懸命に声をあげている人は沢山いることを知って欲しい。残念ながら下から声を上げても変えることはできない。市に対してものを言える立場の人から、ぜひ言って欲しい。
・政令市の中で札幌市だけが異常に非公募指定や第三セクターが多いというのは、札幌特有の冬や雪の事情もあるのではないか。例えば冬場の公園は集客が難しい。大通公園や中島公園のように収益性が高い公園もある一方、収益性の低い小さな公園もあるため、行政が全体バランスをとっている現実もあるのではないか。東京は体力のある民間事業者(プレイヤー)も多いが、札幌は状況が異なる。
・第三セクターの職員は給料も安い。喜んでくれる市民がいるから頑張っている。
・もっと地域を巻き込んではどうか。プロジェクトを立ち上げて学生がSNSで発信する等。
・冬場もスノーモービル等、冬イベントや民間とのコラボレーションの余地はある。
・行政側には、公共施設は稼いではいけないという根強い価値観がある。
・行政は実績重視。実績のない民間事業者には、管理運営を任せることはできない。北広島のエスコンフィールドは、民間事業者が作り上げた実績の1つ。この実績によって今後、公共施設においても広がりを見せる可能性が期待できるのではないか。
・市民が公園などの公共施設でイベントを行うために、煩雑な申請などが多くてハードルが高い。もう少し手続きを簡素化して気軽にイベントを開催できるようにしてはどうか。

#市政カフェ

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